拱する(読み)キョウスル

デジタル大辞泉 「拱する」の意味・読み・例文・類語

きょう・する【×拱する】

[動サ変][文]きょう・す[サ変]両手を胸の前で重ね合わせる。こまぬく。中国古代の礼法の一。
「立って―・するが礼なりとて」〈風流志道軒伝・一〉

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精選版 日本国語大辞典 「拱する」の意味・読み・例文・類語

きょう‐・する【拱】

  1. 〘 他動詞 サ行変 〙
    [ 文語形 ]きょう・す 〘 他動詞 サ行変 〙
  2. 昔の中国の礼法の一つ。両手を胸の前で重ね合わせる。こまぬく。
    1. [初出の実例]「立って拱するが礼なりとて」(出典:談義本・風流志道軒伝(1763)一)
  3. とりまく。めぐる。
    1. [初出の実例]「歘(たちまちに)鸞輿幸南山、衆星拱(ケウス)北極」(出典太平記(14C後)二〇)

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