拾芥(読み)シュウカイ

デジタル大辞泉 「拾芥」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐かい〔シフ‐〕【拾×芥】

《「漢書」夏侯勝伝から》ちりやあくたを拾うこと。転じて、たやすく手に入れることのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「拾芥」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐かい シフ‥【拾芥】

〘名〙
塵芥(じんかい)をひろうこと。
② (「漢書‐夏侯勝伝」の「士病経術、経術苟明、其取青紫俛拾地芥耳」による) 名誉、富貴などをたやすく手に入れるたとえ。
朝野群載(1116)序〈三善為康〉「予曾無拾芥之智、唯有守株之愚」 〔応璩‐答韓文憲書〕

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