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持久戦論 じきゅうせんろん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

持久戦論
じきゅうせんろん

抗日戦争の最中に毛沢東が執筆した著書。 1938年刊行。抗日戦争勝利への道,中国革命への展望およびその相互連関性について明らかにした。第1段階を日本の戦略的進攻と中国の戦略的守勢,第2段階を日本の戦略的守勢と中国の反攻準備,第3段階を中国の戦略的反攻と日本の戦略的退却の3段階に分け,第1と第2の時期で持久戦を行うものとし,それは次の第3の決戦時期の準備期間であるとした。

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世界大百科事典内の持久戦論の言及

【抗日戦争】より

…したがって国民政府の正規軍が抗日の主力であり,中共の軍隊は蔣介石の統一指揮に服すべきだとして独自の遊撃戦略に反対した。毛沢東らは抗日を反帝反封建の民族革命の一環に位置づけ,国民政府の反動的本質からして抗日の真の主力は人民を動員し,組織し,武装させて戦う八路軍・新四軍と中共の指導する遊撃戦争であると主張し,彼我の力関係から長期かつ困難な戦争になると見通した(持久戦論)。38年10月,日本軍は武漢,広州を占領,戦線は膠着状態となった。…

※「持久戦論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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