普及版 字通 「挂」の読み・字形・画数・意味


9画

(異体字)掛
11画

[字音] ケイ・カ(クヮ)
[字訓] かける

[説文解字]

[字形] 形声
声符は圭(けい)。〔説文〕十二上に「畫(かぎ)るなり」とするが、〔六書故〕に引く〔唐本〕に「縣(か)くるなり」、また〔玉〕も同訓で、ものを懸け、また架けわたすことをいう。「畫る」はおそらく卦の意で、土版に卦爻をしるす意であろう。

[訓義]
1. かける、つるす、かけわたす。
2. かぎる、かぎりわかつ、わける。
3. とまる、かかる、さえぎる、さまたげる。
4. 卦と通じ、易の卦爻。

[古辞書の訓]
名義抄〕挂 カク・カカグ・トル/掛 カカル語彙は掛(か)字条参照。

[熟語]
挂衣挂意挂印挂懐・挂挂冠・挂眼・挂剣・挂戸・挂口挂甲・挂号・挂・挂歯挂錫挂綬・挂心・挂席挂舌挂単挂搭挂榻挂念挂帆・挂・挂服挂冕・挂名挂慮・挂恋挂漏
[下接語]
遺挂・冠挂・羈挂・懸挂・倒挂・榜挂

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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