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挂冠 カイカン

デジタル大辞泉の解説

かい‐かん〔クワイクワン〕【×挂冠】

けいかん(挂冠)

けい‐かん〔‐クワン〕【×挂冠/掛冠】

[名](スル)《「挂」は掛けるの意》官職を辞めること。辞職すること。致仕(ちし)。かいかん。
[補説]後漢の逢萌(ほうぼう)が王莽(おうもう)に仕えることを潔しとせず、冠を解いて東都城門に掛け、遼東(りょうとう)に去ったという「後漢書」逸民伝の故事から。

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大辞林 第三版の解説

かいかん【挂冠】

けいかん【挂冠】

( 名 ) スル
〔「後漢書逸民伝」より。漢の逢萌ほうぼうが王莽おうもうに仕えることを潔しとせず、冠をとって東都の城門に挂け、遼東へ去ったという故事から〕
官を辞すること。掛冠。かいかん。致仕ちし。 「次年元日の詩に和して、其引に侯の-の事を追記した/伊沢蘭軒 鷗外

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

挂冠
けいかん

冠を脱いで柱などに掛けること。転じて、官職にある者がその職を辞することをいう。「挂」は掛けることで、「かいかん」ともいい、「掛冠」とも書く。中国、後漢(ごかん)の逢萌(ほうぼう)が、巧妙な術策によって政権を掌握し、ついには天子の位についた王莽(おうもう)に仕えることを、わが子を殺されたこともあって潔しとせず、その役職を表す冠を都洛陽(らくよう)の城門に掛けて遼東(りょうとう)に去ったという『後漢書(ごかんじょ)』「逸民伝・逢萌」の故事にちなむ。[田所義行]

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