指し餌(読み)さしえ

精選版 日本国語大辞典 「指し餌」の意味・読み・例文・類語

さし‐え‥ゑ【指餌・差餌】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 止木(とまりぎ)につけて置く鷹の餌(えさ)。〔俳諧・俳諧小筌(1794)〕
  3. 魚釣りのとき、釣針につけた餌。
    1. [初出の実例]「とられて腹を立るさげ物 釣針に指餌(さしヱ)を魚のくひにげて〈貞勝〉」(出典:俳諧・鷹筑波(1638)四)
  4. 鳥のひなの口に餌を入れてやること。
    1. [初出の実例]「差餌(サシヱ)をして鶯の雛を育ててゐる時分などは」(出典:冷笑(1909‐10)〈永井荷風一四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む