デジタル大辞泉 「指を切る」の意味・読み・例文・類語 指ゆびを切き・る 遊女などが、客への心中立てのために小指を切断する。「―・りて男に報ずるは、傾城の心中の奥儀とす」〈色道大鏡・六〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「指を切る」の意味・読み・例文・類語 ゆび【指】 を 切(き)る 指を切る〈遊妓寔卵角文字〉指を切り落とす。遊女などが、客への心中(しんじゅう)だてのために小指を切断する。[初出の実例]「柴田太郎右衛門、さる若衆にほれて、さまざま心をつくしけれども、聞いれざれば、ゆひをきりてをくりける時」(出典:狂歌・新撰狂歌集(17C前)下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例