指切りおぶん(読み)ゆびきり おぶん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「指切りおぶん」の解説

指切りおぶん ゆびきり-おぶん

?-? 江戸時代中期の女性。
江戸の呉服屋播磨(はりま)屋の長女盗癖があり,享保(きょうほう)8年(1723)車坂(台東区)西浄寺寺男のお布施の包みに手をいれ,中にいたスッポンにかまれたため破傷風となり片腕切断。尼となって西浄寺の地蔵に奉仕し,以後「指切り地蔵」の名がひろまった。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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