指南力(読み)しなんりょく

精選版 日本国語大辞典 「指南力」の意味・読み・例文・類語

しなん‐りょく【指南力】

〘名〙 心理学で、自分のいる場所日時周囲人物などを正しく認識することのできる機能見当感見当識。〔現代文化百科事典(1937)〕

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デジタル大辞泉 「指南力」の意味・読み・例文・類語

しなん‐りょく【指南力】

見当識

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世界大百科事典(旧版)内の指南力の言及

【見当識】より

…現在自分が生活している状況および自分自身の存在を客観的に正しくとらえる精神機能をいい,人間の意識的な行動の出発点になるものである。周囲に対する認識を意味する指南力という言葉にも当てはまる。見当識は,現在の日時に関するもの,場所やそのときの状況に関するもの,自分自身や周囲の人に関するもの(生年月日,年齢,職業,家族関係など)に区別される。…

※「指南力」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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