指目(読み)シモク

デジタル大辞泉 「指目」の意味・読み・例文・類語

し‐もく【指目】

[名](スル)指さして見ること。注目すること。
重罪を犯せしが如くに、世人これを―し」〈中村訳・自由之理

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「指目」の意味・読み・例文・類語

し‐もく【指目】

  1. 〘 名詞 〙 指さして見ること。注目すること。注視すること。また、それとみなすこと。
    1. [初出の実例]「礼儀に背き、重罪を犯せしが如くに、世人これを指目し」(出典:自由之理(1872)〈中村正直訳〉三)
    2. [その他の文献]〔史記‐陳渉世家〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「指目」の読み・字形・画数・意味

【指目】しもく

指さし見る。〔史記、陳渉世家〕夜、火す。、鳴呼して曰く、大楚興り、陳王たらんと。卒皆夜る。旦日~皆陳を指目す。

字通「指」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android