指筒(読み)サシヅツ

精選版 日本国語大辞典 「指筒」の意味・読み・例文・類語

さし‐づつ【指筒】

  1. 〘 名詞 〙 武具の名。当世具足の背に取り付けてある指物をさすための筒。受筒(うけづつ)
    1. [初出の実例]「それがしさし筒へさしてたべとて、馬のくちを引返し」(出典:北条五代記(1641)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android