挙りて(読み)コゾリテ

デジタル大辞泉 「挙りて」の意味・読み・例文・類語

こぞり‐て【挙りて】

[副]残らずすべて。だれもかれも。こぞって。
「世―信ぜず」〈栄花・疑ひ〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 副詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「挙りて」の意味・読み・例文・類語

こぞり‐て【挙て】

  1. 〘 副詞 〙 ( 動詞「こぞる(挙)」の連用形助詞「て」が付いて一語化した語 ) 同じ行動をしない人がひとりもいないことを示す。一人残らず。だれもかれも。あげて。こぞって。
    1. [初出の実例]「軍合(コソリ)て悉くに(くろきぬ)を被て」(出典日本書紀(720)崇峻即位前(図書寮本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む