挙りて(読み)コゾリテ

デジタル大辞泉 「挙りて」の意味・読み・例文・類語

こぞり‐て【挙りて】

[副]残らずすべて。だれもかれも。こぞって。
「世―信ぜず」〈栄花・疑ひ〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 副詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「挙りて」の意味・読み・例文・類語

こぞり‐て【挙て】

  1. 〘 副詞 〙 ( 動詞「こぞる(挙)」の連用形助詞「て」が付いて一語化した語 ) 同じ行動をしない人がひとりもいないことを示す。一人残らず。だれもかれも。あげて。こぞって。
    1. [初出の実例]「軍合(コソリ)て悉くに(くろきぬ)を被て」(出典日本書紀(720)崇峻即位前(図書寮本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む