挙りて(読み)コゾリテ

デジタル大辞泉 「挙りて」の意味・読み・例文・類語

こぞり‐て【挙りて】

[副]残らずすべて。だれもかれも。こぞって。
「世―信ぜず」〈栄花・疑ひ〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 副詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「挙りて」の意味・読み・例文・類語

こぞり‐て【挙て】

  1. 〘 副詞 〙 ( 動詞「こぞる(挙)」の連用形助詞「て」が付いて一語化した語 ) 同じ行動をしない人がひとりもいないことを示す。一人残らず。だれもかれも。あげて。こぞって。
    1. [初出の実例]「軍合(コソリ)て悉くに(くろきぬ)を被て」(出典日本書紀(720)崇峻即位前(図書寮本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む