挙る(読み)コゾル

デジタル大辞泉 「挙る」の意味・読み・例文・類語

こぞ・る【挙る】

[動ラ五(四)]
残らず集める。「精鋭を―・る」
ことごとく集まる。残らずそろう。→こぞって
「音に聞こゆる為朝ためとも見んとて―・り給ふ」〈古活字本保元・上〉

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精選版 日本国語大辞典 「挙る」の意味・読み・例文・類語

こぞ・る【挙】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ことごとく集まる。一人残らずそろう。
    1. [初出の実例]「一家人々こそりしほどに」(出典:富家語(1151‐61))
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 残らず人を集める。
    1. [初出の実例]「国を挙(コゾ)て僧徒皆来て会集す」(出典:大唐西域記長寛元年点(1163)一)

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