すべて 

振合(読み)ふりあい

精選版 日本国語大辞典 「振合」の意味・読み・例文・類語

ふり‐あい‥あひ【振合】

  1. 〘 名詞 〙
  2. その場のぐあい。都合。また、状況
    1. [初出の実例]「私もその中どうか振合さへつけば、また話し合ひにしますから」(出典:歌舞伎・三題噺高座新作(髪結藤次)(1863)二幕)
  3. 他との照らしあい。他との比較。釣り合い。バランス
    1. [初出の実例]「併し大抵振合あれば、余計にも及ばず」(出典:仏国風俗問答(1901)〈池辺義象〉料理店のありさま)
    2. 「その鉢巻きの狭い広いの振合ひが、難かしいで御座いませうな」(出典:二つの話(1946)〈井伏鱒二〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

すべて 

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む