振飛ばす(読み)フリトバス

デジタル大辞泉 「振飛ばす」の意味・読み・例文・類語

ふり‐とば・す【振(り)飛ばす】

[動サ五(四)]
振って飛ばす。「傘の滴を―・す」
嫌ってはねつける。ふる。
「気の向かない時には、小ぴどく客を―・しなどした」〈秋声・爛〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「振飛ばす」の意味・読み・例文・類語

ふり‐とば・す【振飛】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙
  2. 振って飛ばす。飛ばす。また、振るようにして払いのける。ふりはなす。
    1. [初出の実例]「刃物を持った其手を抱へ込まうとすると、これも忽ち振(フ)り飛(ト)ばされた」(出典半七捕物帳(1925)〈岡本綺堂張子の虎)
  3. 相手を嫌ってはねつける。ふる。
    1. [初出の実例]「気の向かない時には、小ぴどく客を振飛ばしなどした」(出典:爛(1913)〈徳田秋声〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む