デジタル大辞泉 「振飛ばす」の意味・読み・例文・類語 ふり‐とば・す【振(り)飛ばす】 [動サ五(四)]1 振って飛ばす。「傘の滴を―・す」2 嫌ってはねつける。ふる。「気の向かない時には、小ぴどく客を―・しなどした」〈秋声・爛〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「振飛ばす」の意味・読み・例文・類語 ふり‐とば・す【振飛】 〘 他動詞 サ行四段活用 〙① 振って飛ばす。飛ばす。また、振るようにして払いのける。ふりはなす。[初出の実例]「刃物を持った其手を抱へ込まうとすると、これも忽ち振(フ)り飛(ト)ばされた」(出典:半七捕物帳(1925)〈岡本綺堂〉張子の虎)② 相手を嫌ってはねつける。ふる。[初出の実例]「気の向かない時には、小ぴどく客を振飛ばしなどした」(出典:爛(1913)〈徳田秋声〉五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例