挿櫛(読み)さしぐし

精選版 日本国語大辞典 「挿櫛」の意味・読み・例文・類語

さし‐ぐし【挿櫛】

  1. 〘 名詞 〙 飾りとして女性の髪にさす櫛。透き櫛、解き櫛などに対して、飾りとして女が髪にさす櫛。江戸時代には、蒔絵象牙鼈甲(べっこう)などでつくった。
    1. [初出の実例]「左之久之(サシグシ)十余(たうま)り七つ ありしかど」(出典催馬楽(7C後‐8C)挿櫛)
    2. 「かしら一所にゆるぎ合ひて、さしぐしも落ち、用意せねば折れなどして」(出典:枕草子(10C終)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む