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鼈甲 ベッコウ

4件 の用語解説(鼈甲の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

べっ‐こう〔‐カフ〕【×鼈甲】

海ガメの一種タイマイの甲を加工して作った装飾品の材料。半透明で、黒と黄のまだらの模様がある。櫛(くし)・ブローチなどの細工物に用いる。江戸時代タイマイの甲の使用が禁止されたことから、名をスッポン(鼈)に借りたものという。
スッポンの背甲。漢方で強壮薬とする。

出典|小学館
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世界大百科事典 第2版の解説

べっこう【鼈甲】

ウミガメの一種タイマイ(玳瑁)の甲羅をいい,木工芸などの加飾材に古くから用いられ,装身具としても加工される。主成分は角質(炭素55%,酸素20%,窒素16%,硫黄2%)で半透明,樹脂ようの光沢があり,モース硬度はほぼ2.5,比重1.29,屈折率1.55。べっこうは多く屋根瓦状に積み重なっているが,タイマイ以外のウミガメは重なりのない石垣状で〈和甲〉と呼ばれ,べっこうの代用にされる。べっこうは色と黒の斑(ふ)の有無により白甲(しろこう),あめ甲,黒甲,斑甲(ばらふ)に分類される。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版の解説

べっこう【鼈甲】

カメ類の甲。特に、スッポンの甲。生薬の一つで、解熱・強壮薬に用いる。
タイマイの甲。櫛くし・笄こうがいなどの材料。 〔近世、タイマイの甲を装飾品として用いることが禁止されたためスッポンの甲と言いのがれたことからの称〕

出典|三省堂
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世界大百科事典内の鼈甲の言及

【スッポン(鼈)】より

…スッポン科Trionychidaeに属する軟らかい甲をもつカメ類の総称。約6属25種がアフリカ,アジア南部および東部,北アメリカに分布するが,化石種はヨーロッパ各地からも発見されている。甲長は20~40cmほどで,大型種は50~80cmに達する。甲はほぼ円形で平たく,表面は厚い皮膚に覆われて鱗板を欠き,側縁部が軟らかい。大半の種では背甲と腹甲が固着せず,靱帯組織で結合している。頭頸(とうけい)部がきわめて細長く,吻(ふん)部は細長い管状となって先端に鼻孔が開口している。…

※「鼈甲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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