捨て郭(読み)すてぐるわ

精選版 日本国語大辞典 「捨て郭」の意味・読み・例文・類語

すて‐ぐるわ【捨郭・捨曲輪】

  1. 〘 名詞 〙 山城を築く時、くるわにするように地をきりならし、塀をかけないでそのままにしておく箇所。敵の攻撃を受けたとき、防御拠点とする。
    1. [初出の実例]「塀を破りすてぐる輪と号し」(出典:北条五代記(1641)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む