精選版 日本国語大辞典 「捨神あれば助ける神あり」の意味・読み・例文・類語 すてる【捨】 神(かみ)あれば=助(たす)ける[=引(ひ)き上(あ)げる]神(かみ)あり 世間は広いから、一方で見捨てられ相手にされなくなっても、また、他方では助けてくれる人も出てくるものだ。世の中はさまざまだから、非難・排斥されてもくよくよすることはない。捨てる神あればまた拾う神。[初出の実例]「すつる神あれはひきあくる神とやらんとおほしめし候よし申とて候」(出典:実隆公記‐延徳二年(1490)正月一日紙背(女房奉書)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例