捲れ上がる(読み)まくれあがる

精選版 日本国語大辞典 「捲れ上がる」の意味・読み・例文・類語

まくれ‐あが・る【捲上】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 まくれて上の方へあがる。
    1. [初出の実例]「袖の翻(マク)れ揚(アガ)った儘の諸手で」(出典良人自白(1904‐06)〈木下尚江〉前)

めくれ‐あが・る【捲上】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 めくれて上の方にあがる。まくれあがる。
    1. [初出の実例]「めくれ上ったローブの下で動く膝」(出典:上海(1928‐31)〈横光利一〉二一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android