掃除代(読み)そうじだい

精選版 日本国語大辞典 「掃除代」の意味・読み・例文・類語

そうじ‐だいサウヂ‥【掃除代】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代近在百姓などが、肥料とする糞尿をくませてもらう礼に払う代金
    1. [初出の実例]「しかし餓鬼道の分は掃除代(ソウジだい)が上らざれば、節句銭を弐百文づつに御定め下され度しと願へば」(出典:談義本・根無草(1763‐69)前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android