掎鹿谷村(読み)はしかだにむら

日本歴史地名大系 「掎鹿谷村」の解説

掎鹿谷村
はしかだにむら

[現在地名]東条町掎鹿谷

天神てんじん町の東、東条川右岸にある。椅鹿村ともいい(正保郷帳)、椅鹿谷村とも記す(天保郷帳)。「播磨国風土記」の賀毛かも端鹿はしか里の遺称地。慶長国絵図には東西に「椅鹿谷」と「はしか谷」が記載される。慶長六年(一六〇一)池田輝政の家臣野崎吉右衛門(五〇〇石取)・三品甚二郎(四〇〇石取)の相給地となる(「池田輝政家臣地方知行状」鳥取県立博物館蔵)正保郷帳によると田方四三四石余・畠方二五石余、幕府領

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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