排卵障害(読み)はいらんしょうがい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「排卵障害」の意味・わかりやすい解説

排卵障害
はいらんしょうがい

卵巣から卵が放出されなくなる疾患。正常な排卵がおこるためには視床下部、下垂体前葉、卵巣の機能系が正しく働くことが必要であるが、これらの各部位のいずれかに異常があると排卵がおこらなくなる。ホルモンを産生する甲状腺(せん)や副腎(ふくじん)皮質の異常でも前述の機能系が影響されるために障害がおこる。排卵障害には無排卵周期症、無排卵性機能性出血、無月経などがあり、また原因となる部位によって視床下部性、下垂体性、卵巣性、甲状腺性、副腎性などに分類される。原因の検索には、基礎体温曲線、ホルモン剤投与に対する反応性、血中や尿中のホルモンの濃度を調べる。障害の部位と度合いに応じた治療によって排卵を誘発できるものと、排卵を期待できない場合がある。

[新井正夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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