掛橋富松(読み)カケハシ トミマツ

20世紀日本人名事典 「掛橋富松」の解説

掛橋 富松
カケハシ トミマツ

明治〜昭和期の神官 津野山神楽正統後継者。



生年
明治15(1882)年2月8日

没年
昭和42(1967)年6月27日

出身地
高知県

経歴
高知県檮原村の天神宮などの宮司歴任。津野山神楽最後の正統後継者として、昭和23年に結成された神楽保存会にその技を伝え、後進を指導した。のち神楽は55年国の重要無形民俗文化財に指定された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「掛橋富松」の解説

掛橋富松 かけはし-とみまつ

1882-1967 明治-昭和時代の神職
明治15年2月8日生まれ。高知県檮原(ゆすはら)村の天神宮などの宮司(ぐうじ)を歴任。津野山神楽(かぐら)の最後の正統継承者として,昭和23年に結成された神楽保存会にその技をつたえ,後進を指導した。神楽は55年国の重要無形民俗文化財に指定された。昭和42年6月27日死去。85歳。高知県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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