掛花(読み)カケハナ

デジタル大辞泉 「掛花」の意味・読み・例文・類語

かけ‐はな【掛(け)花】

四季の花や鳥を組み合わせて薬玉くすだまの形に作り、部屋飾りに用いたもの。江戸時代公家の間で多く行われた。

かけ‐ばな【掛(け)花/懸(け)花】

生け花で、壁・柱などに掛けた花器に生けた花。→置き花釣り花

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「掛花」の意味・読み・例文・類語

かけ‐はな【掛花】

  1. 〘 名詞 〙 薬玉(くすだま)にかたどり、四季の花や鳥を組み合わせて、部屋の装飾としたもの。近世、特に公家の間で多く行なわれた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android