採譜(読み)サイフ

デジタル大辞泉 「採譜」の意味・読み・例文・類語

さい‐ふ【採譜】

[名](スル)楽譜に書かれていない曲を楽譜に書き取ること。「各地民謡採譜して回る」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「採譜」の意味・読み・例文・類語

さい‐ふ【採譜】

  1. 〘 名詞 〙 民謡などの口承された音楽や、録音された音楽の旋律曲調を楽譜に書きとること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「採譜」の意味・わかりやすい解説

採譜
さいふ

音楽理論用語。音楽の演奏を聞いて,それを譜面に書取ること。五線譜に記譜する方法が最も一般的である。すでに記譜された特殊な楽譜を五線譜に直す訳譜とは異なる。採譜は,楽譜化する目的にもよるが,演奏されたとおりを詳細に記す場合と,本来あるべき姿で記譜する場合とがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android