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接中辞 せっちゅうじinfix

翻訳|infix

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

接中辞
せっちゅうじ
infix

接辞の一つ。挿入辞ともいう。語根の内部に挿入されてさまざまの意味を与える。たとえば,タガログ語/su:lat/ (筆記) に対して/sumu:lat/ (書いた人) では/-um-/が接中辞。アラビア語/yiktib/ (彼は書く) ,/tiktib/ (彼女は書く) では,/k-t-b/が語根で/yi-/と/ti-/が接頭辞,第2音節の/-i-/が接中辞とみられる。セム語族,マレー=ポリネシア語族,アメリカインディアン諸語などには現在も生産力のある接中辞がみられるが,インド=ヨーロッパ語族では,ラテン語 iugum (くびき) に対する iungo (私は結ぶ) の-n- などに祖語時代の名残りがみられるにすぎない。この例では iug- が語根,iung- が語幹,-oが活用語尾とされる。 (→接尾辞 )  

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大辞林 第三版の解説

せっちゅうじ【接中辞】

派生語において、語基の中に割り込むようにして入ってくる接辞。ギリシャ語、ネーティブ-アメリカンのキレウト語などにある。

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世界大百科事典内の接中辞の言及

【語尾】より

…なお,派生語尾がついてできあがった語幹や単語が長い時間を経過すると,その語尾の意味が不明瞭になり,語尾といえるかどうかわからなくなる場合もある。なお,接尾辞は語幹または語根の前に付着する接頭辞,真ん中に割ってはいる接中辞などとともに接辞と総称する。【湯川 恭敏】。…

※「接中辞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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