掴み出す(読み)ツカミダス

デジタル大辞泉 「掴み出す」の意味・読み・例文・類語

つかみ‐だ・す【×掴み出す】

[動サ五(四)]
物をつかんで取り出す。「袋から菓子を―・す」
捕まえて、外へ出す。つまみ出す。「野良猫を―・す」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「掴み出す」の意味・読み・例文・類語

つかみ‐だ・す【掴出】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 物をつかんで取り出す。つかんで外へ放り出す。また、無造作にとらえてつき出す。つまみ出す。
    1. [初出の実例]「鬼灯(ほほづき)や掴み出したる袖の土産(つと)」(出典:俳諧・太祇句選(1772‐77)秋)
    2. 「中から一束の紙幣をつかみ出(ダ)す」(出典:野分(1907)〈夏目漱石一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android