掻い角繰る(読み)かいつのぐる

精選版 日本国語大辞典 「掻い角繰る」の意味・読み・例文・類語

かい‐つのぐ・る【掻角繰】

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「かい」は接頭語 ) 髪などを無造作に束ねる。髪をぐるぐる巻きにする。
    1. [初出の実例]「うるはしき髪の結目(ゆひめ)たちまちとけて、あるじ是をかなしめば、すこしもくるしからぬ御事と申て、かい角(ツノ)ぐりて台所へ出けるを」(出典浮世草子好色五人女(1686)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む