掻き分ける(読み)カキワケル

デジタル大辞泉 「掻き分ける」の意味・読み・例文・類語

かき‐わ・ける【×掻き分ける】

[動カ下一][文]かきわ・く[カ下二]手でかきのけるようにして開く。左右へ押し分ける。押し開く。「人波を―・ける」

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精選版 日本国語大辞典 「掻き分ける」の意味・読み・例文・類語

かき‐わ・ける【掻分】

  1. 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]かきわ・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 前方をふさいでいるものを、左右へおしやるようにして道を開く。じゃまなものを横へおしてどける。
    1. [初出の実例]「葦垣真垣 真垣加支和介(カキワケ)」(出典催馬楽(7C後‐8C)葦垣)
    2. 「千万立ちかこうだる人の中をかきわけかきわけ」(出典:平家物語(13C前)一一)

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