デジタル大辞泉 「掻き破る」の意味・読み・例文・類語 かき‐やぶ・る【×掻き破る】 [動ラ五(四)]つめや刃物などでひっかいて裂く。また、ひっかいて傷つける。「夜中には物置の戸を爪で―・って外へ出ようとした」〈漱石・硝子戸の中〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「掻き破る」の意味・読み・例文・類語 かき‐やぶ・る【掻破】 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙 爪や刃物などでかいて裂く。ひっかいて傷つける。[初出の実例]「塩冶が郎等は腹かき破て死にけり」(出典:太平記(14C後)二一)「物置の戸を爪で掻(カ)き破(ヤブ)って外へ出ようとした」(出典:硝子戸の中(1915)〈夏目漱石〉三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例