掻回(読み)かいまわり

精選版 日本国語大辞典 「掻回」の意味・読み・例文・類語

かい‐まわり‥まはり【掻回】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「かいまわる(掻回)」の連用形名詞化一説に、「かい」は「垣(かき)」の変化したもので、もと、垣の回り、垣の付近の意とも ) はずれ。端。ほとり。
    1. [初出の実例]「霞のそっとみゆるやま眉 谷口のかひ廻りとの雪消て」(出典:俳諧・伊勢山田俳諧集(1650)寄合)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む