掻立木(読み)かきたてぎ

精選版 日本国語大辞典 「掻立木」の意味・読み・例文・類語

かきたて‐ぎ【掻立木】

  1. 〘 名詞 〙 ともしびの、灯心をおさえたり、かき立てたりするのに用いる、金属または陶製道具油皿にひたしてある。灯心おさえ。かきたてづえ。かきたてぼう。
    1. [初出の実例]「かき立木はうすおしきをひろさ二分計にわりて、かはらけの上に置き申し候ふ」(出典:宗五大草紙(1528)殿中さまざまの事)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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