掻網(読み)かきあみ

精選版 日本国語大辞典 「掻網」の意味・読み・例文・類語

かき‐あみ【掻網】

〘名〙 (魚を掻き探ってとる網の意) 網の一種。竹や針金製の円形または三角形の枠に、袋状の網と柄をつけたもの。また、それを用いて魚をとること。掬網(すくいあみ)
随筆北越雪譜(1836‐42)初「岸の絶壁なる所は木の根に藤縄をくくして架(たな)を鉤(つ)り、ここに居て掻網(カキアミ)をするも稀にあり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android