揀択(読み)けんちゃく

精選版 日本国語大辞典 「揀択」の意味・読み・例文・類語

けん‐ちゃく【揀択】

〘名〙 (「けんぢゃく」とも) えらんでよりわけること。
正法眼蔵(1231‐53)三十七品菩提分法「択法覚支は、毫釐有差天地懸隔なり。このゆゑに至道不難易、唯要自揀択のみなり」 〔魏志注引魏書‐袁紹伝〕

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普及版 字通 「揀択」の読み・字形・画数・意味

【揀択】かんたく

わかちえらぶ。明・張居正六事を陳ぶる〕惟だ名實の覈(あき)らかならざる、揀擇のならざる、用ふる其のとするに非ず、取る其の求むるに非ず。

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