六事(読み)リクジ

デジタル大辞泉 「六事」の意味・読み・例文・類語

りく‐じ【六事】

人として心がけるべき、慈・倹・勤・慎・誠・明の六つのこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「六事」の意味・読み・例文・類語

りく‐じ【六事】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 政治が平穏でない・民が職を失う・宮室が立派である・婦人の言が用いられる・賄賂が行なわれる・讒言(ざんげん)を唱える、という六つのこと。〔春秋公羊伝注‐桓公五年〕
  3. 人として心がけるべき慈・倹・勤・慎・誠・明の六つの事柄
    1. [初出の実例]「陰明門院、中宮の御とき、六事の題を出して人びとに思ふ事をかかせられけり」(出典:古今著聞集(1254)五)

ろく‐じ【六事】

  1. 〘 名詞 〙りくじ(六事)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む