揉紙(読み)もみがみ

精選版 日本国語大辞典 「揉紙」の意味・読み・例文・類語

もみ‐がみ【揉紙】

  1. 〘 名詞 〙 揉んでしわをつくった紙。また、紙を竹などの丸い棒に巻きつけ、上下から押し縮めてつぶし、しわを寄せたもの。紙人形の髪などを作る。
    1. [初出の実例]「すのこ竹がぎしぎしといふがあいづもみ紙のおとすれば」(出典:色茶屋頻卑顔(1698))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android