最新 地学事典 「揚圧力」の解説
ようあつりょく
揚圧力
uplift
地下水面以下につくられたタンクのような地下構造物や,砂礫などの透水層に基礎のあるダムなどが,地下水圧や浸透流によって受ける上向きの力。これに抵抗するために,杭基礎の場合,つぎ手を強くしたり,杭の摩擦力で構造物が浮き上がらないようにする。
執筆者:青木 滋
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
uplift
地下水面以下につくられたタンクのような地下構造物や,砂礫などの透水層に基礎のあるダムなどが,地下水圧や浸透流によって受ける上向きの力。これに抵抗するために,杭基礎の場合,つぎ手を強くしたり,杭の摩擦力で構造物が浮き上がらないようにする。
執筆者:青木 滋
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
… ダムに近代的な設計理論がとり入れられるようになるのは19世紀も後半になってからのことである。1895年にフランスのエピルナ付近にあった石造のブゼイ・ダムが決壊したが,その研究から揚圧力(ダム底にかかる水圧)の存在が認められ,これを設計にとり入れることによってようやく重力ダムの近代的な設計体系が確立されたのである。設計理論の進歩とあい前後してダム材料,施工方法も発展を遂げ,アメリカでは,1905年にニュークロトン・ダムで初めてポルトランドセメントが使われ,1910‐15年に建設したケンシコ・ダムでは高度な機械化施工をしてダム建設史に新しい時代をもたらした。…
※「揚圧力」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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