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透水層 とうすいそうpermeable layer

百科事典マイペディアの解説

透水層【とうすいそう】

透水性の高い地層。岩石,地層の透水性は,それを構成する粒子間の空隙(くうげき)の多少(貯留性),間隙の大小(通水性)によって規定され,間隙が大きくて空隙の多いほど透水性は高い。砂,(れき),砂岩礫岩などが透水層を構成する。逆に粘土,泥炭,泥灰岩,シルトのように透水性の低い地層を不透水層(正確には難透水層)といい,空隙が多くて貯留性は大きいが,間隙が小さくて重力水の流動が起こりにくい。

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大辞林 第三版の解説

とうすいそう【透水層】

砂岩・礫岩などから成り、水をとおしやすい地層。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

透水層
とうすいそう

透水性のよい地層すなわち帯水層となりうる、水を通しやすい地層。一般に礫(れき)層、砂礫層、砂層などをさし、その透水係数は日当り0.1~100メートル程度であるが、まれには日当り1000メートルを超えることもある。これよりも透水性の低い地層を半透水層、さらに低い地層を難透水層または不透水層とよんでいるが、これらの名称は相対的なもので、地層の区分に明確な基準があるわけではない。透水層はしばしば帯水層と同義に使われるが、帯水層については、ある程度以下に地層の透水性が落ちると、実質的に井戸による取水が不可能になるという限定条件がある。[榧根 勇]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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