透水層(読み)トウスイソウ

精選版 日本国語大辞典 「透水層」の意味・読み・例文・類語

とうすい‐そう【透水層】

  1. 〘 名詞 〙 砂や小石などで構成され、地下水が浸透しやすい地層。〔英和和英地学字彙(1914)〕

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「透水層」の意味・わかりやすい解説

透水層
とうすいそう

透水性のよい地層すなわち帯水層となりうる、水を通しやすい地層。一般に礫(れき)層、砂礫層、砂層などをさし、その透水係数は日当り0.1~100メートル程度であるが、まれには日当り1000メートルを超えることもある。これよりも透水性の低い地層を半透水層、さらに低い地層を難透水層または不透水層とよんでいるが、これらの名称は相対的なもので、地層の区分に明確な基準があるわけではない。透水層はしばしば帯水層と同義に使われるが、帯水層については、ある程度以下に地層の透水性が落ちると、実質的に井戸による取水が不可能になるという限定条件がある。

[榧根 勇]

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最新 地学事典 「透水層」の解説

とうすいそう
透水層

permeable layer

水を通しやすい,または水が動きやすい地層。その透水性は,第一義的には間隙の大きさに左右され,土粒子粒径間隙比・固結度などと関係する。また,その貯留性と通水性から,帯水層・半透水層・難透水層・非透水層に区分されるが,定量的な区分や定義があるわけではない。透水層のうち,水で飽和され,貯留性・通水性に富む地層を帯水層と呼ぶ。

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百科事典マイペディア 「透水層」の意味・わかりやすい解説

透水層【とうすいそう】

透水性の高い地層。岩石,地層の透水性は,それを構成する粒子間の空隙(くうげき)の多少(貯留性),間隙の大小(通水性)によって規定され,間隙が大きくて空隙の多いほど透水性は高い。砂,礫(れき),砂岩,礫岩などが透水層を構成する。逆に粘土,泥炭,泥灰岩,シルトのように透水性の低い地層を不透水層(正確には難透水層)といい,空隙が多くて貯留性は大きいが,間隙が小さくて重力水の流動が起こりにくい。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「透水層」の意味・わかりやすい解説

透水層
とうすいそう
permeable layer

水を容易に伝達することができる地層。不透水層の対語。砂礫など粗粒物質の地層は粒子間の空隙が大きく透水層となる。不透水層の上にある透水層は地下水を貯水し,帯水層と呼ばれる。

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