揚屋柄を握る(読み)あげやづかをにぎる

精選版 日本国語大辞典 「揚屋柄を握る」の意味・読み・例文・類語

あげやづか‐を‐にぎ・る【揚屋柄握】

  1. 〘 連語 〙 ( 「柄を握る」はその道の達人となる意 ) 揚屋遊びに精通して、その道の巧者と呼ばれるほどの腕前がある。
    1. [初出の実例]「京の太夫にも相応に可愛がられて、あげや柄(ヅカ)も握(ニギ)る者が」(出典浮世草子傾城禁短気(1711)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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