揚陸(読み)ヨウリク

デジタル大辞泉 「揚陸」の意味・読み・例文・類語

よう‐りく〔ヤウ‐〕【揚陸】

[名](スル)
船の積み荷を陸に運びあげること。りくあげ。
上陸すること。「海兵隊揚陸させる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「揚陸」の意味・読み・例文・類語

よう‐りくヤウ‥【揚陸】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 船の積荷陸上に揚げること。りくあげ。
    1. [初出の実例]「水夫達はボイラー揚陸の準備前に、朝食をするために、おもてへ帰って来た」(出典:海に生くる人々(1926)〈葉山嘉樹〉二六)
  3. 人が船から陸地に上がること。上陸。
    1. [初出の実例]「四人端舟にて乗組、釜山浦近所、牛岩浦と申所の近所、出崎へ乗付、致揚陸」(出典:捕影問答(1807‐08)前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android