握り込む(読み)にぎりこむ

精選版 日本国語大辞典 「握り込む」の意味・読み・例文・類語

にぎり‐こ・む【握込】

  1. [ 1 ] 〘 他動詞 マ行五(四) 〙 握って掌中に取り込む。また、つかんで容器などに詰め入れる。
    1. [初出の実例]「手の大指を手の内に握り込て、臥べし」(出典:葉隠(1716頃)一一)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙にぎりこめる(握込)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android