20世紀日本人名事典 「摂津茂和」の解説
摂津 茂和
セッツ モワ
昭和期の小説家,ゴルフ評論家 日本ゴルフ協会ミュージアム運営副委員長。
- 生年
- 明治32(1899)年7月21日
- 没年
- 昭和63(1988)年8月26日
- 出生地
- 東京
- 本名
- 近藤 高男
- 学歴〔年〕
- 慶応義塾大学法学部政治科〔大正13年〕卒
- 主な受賞名〔年〕
- 新潮社文芸賞(第5回)〔昭和17年〕「三代目」
- 経歴
- 大学卒業後、実業に従事していたが、昭和14年「のぶ子刀自の太っ腹」を雑誌「新青年」に発表。以後ユーモア小説作家として活躍。現代ユーモア文学全集「摂津茂和集」がある。またゴルフ史家としても著名で、Golf Collector’s Society(米国)創立会員。日本ゴルフ協会史料委員長としてゴルフ・ミュージアムの立案企画、資料・展示品の収集整理などに貢献し、のちミュージアム運営副委員長も務めた。ゴルフに関する著訳書に「偉大なるゴルフ」「古典 ゴルフひと口噺」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報