摧伏(読み)サイブク

デジタル大辞泉 「摧伏」の意味・読み・例文・類語

さい‐ぶく【×摧伏】

《「ざいふく」とも》打ちくじいて屈伏させること。
「―の形を現じて、専ら勝軍の利を施し給ふ事は」〈太平記・二九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「摧伏」の意味・読み・例文・類語

さい‐ぶく【摧伏・摧服】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ざいふく」とも ) くじいて屈伏させること。
    1. [初出の実例]「鬼門の方を守護し、摧伏(サイブク)の形を現じて」(出典:太平記(14C後)二九)
    2. [その他の文献]〔水経注‐河水〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android