摺り本(読み)すりほん

精選版 日本国語大辞典 「摺り本」の意味・読み・例文・類語

すり‐ほん【摺本・刷本】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 版ですった本。版本印本。摺巻(すりまき)。〔百練抄‐永延元年(987)二月一一日〕
    1. [初出の実例]「御成敗式目の摺本持来て法印に遣候」(出典:言継卿記‐大永七年(1527)正月三〇日)
  3. 印刷しあがった紙で、製本前のものをいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android