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撥ねる ハネル

デジタル大辞泉の解説

は・ねる【×撥ねる】

[動ナ下一][文]は・ぬ[ナ下二]《「跳ねる」と同語源》
とばし散らす。液体などをはじきとばす。「泥を―・ねる」「ワックスが水を―・ねる」
物や人をはじきとばす。「歩行者を車で―・ねる」
一定の基準に満たないものを選んで取り除く。検査などで不合格にする。「腐ったものを―・ねる」「面接試験で―・ねられる」
人の取り分の一部をかすめ取る。「もうけの上前を―・ねる」
拒絶する。断る。はねつける。「要求を―・ねる」
物の端を勢いよく上に向ける。文字の線などの先端を払い上げるようにする。「ぴんと―・ねた口ひげ」「筆順の最後に縦の棒を下ろして―・ねる」
撥音(はつおん)で言う。撥音になる。「『摘みて』は『つんで』と―・ねる」

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

はねる【撥ねる】

( 動下一 ) [文] ナ下二 は・ぬ
〔「跳ねる」と同源〕
ぶつかってはじきとばす。はねとばす。 「車に-・ねられる」 「車が泥水を-・ねる」
基準に合わないものを除き去る。 「面接で-・ねられた」 「悪者の子ぢや故に-・ね出されてをるであろ/浄瑠璃・千本桜」
人の取り分の一部を自分のものにする。 「上前を-・ねる」 「一文-・ねて六文にして/浄瑠璃・丹波与作
拒絶する。はねつける。 「口説くどいたら、体ていよく-・ねられた/執着 秋江
先端を上に向ける。 「毛先を上に-・ねる」 「漕ぎ来る船沖つかいいたくな-・ねそ/万葉集 153
文字を書くとき、字画の最後を勢いよく上方に上げる。 「『干』のたての棒は-・ねない」
仮名「ん」で書く音に発音する。 「 - ・ねる音(=撥音)」

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

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