コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

筆順 ヒツジュン

世界大百科事典 第2版の解説

ひつじゅん【筆順】

漢字の筆画を組み合わせて,1字を書きあげるときの序を順という。筆順はだれがきめたというのではなく,古人が何代にもわたって考え出した知恵であるから,きわめて合理的,かつ能率的である。したがって漢字習得にあたっては大いに利用すべきである。つぎに,文部省の《筆順指導の手びき》によって,およその原則を記しておく。(1)上から下へ書く。〈三〉。(2)左から右へ書く。〈川〉。(3)横画と縦画が交差する場合。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

ひつじゅん【筆順】

文字、特に漢字を書くときの筆運びの順序。書き順。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

筆順
ひつじゅん

文字の字画を書く順序。おもに漢字、仮名についていう。漢字には字画の複雑なものが多いために、筆順が問題になるが、本来毛筆で容易に整った字体を書くためのものであり、「必」「飛」「馬」のように2通り以上の筆順が広く認められている文字もある。「上から下へ」「左から右へ」の二大原則があるが、例外も存する。字源は一般に関係ないが、「右」「有」などの「ナ」の筆順が「丿」を先に書くのは、もと「又」からの変形だからである。楷書(かいしょ)と行書(ぎょうしょ)は同じ筆順であることが多いが、「書」「年」など草書(そうしょ)は異なる場合がある。片仮名は漢字から出た字だから、その筆順は漢字に準ずるが、「メ」(「女」の終二画)や「ヨ」(「与」の終画)のように、後世変わったものもある。硬筆(万年筆、鉛筆、ボールペンなど)は毛筆よりも運用が自由だから、筆順の乱れることが多いが、「おおざと・こざと」を「|」から書いたり、「ヲ」を「フ」から書いたりするのは、矯正すべきであろう。[築島 裕]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

パルムドール

カンヌ国際映画祭で、最優秀作品に与えられる賞。[補説]多く「金のシュロ」と訳されるが、日本原産のシュロ(ワジュロ)ではなく、ヤシ科のナツメヤシがモチーフとなっている。ナツメヤシは、西洋では勝利・栄誉の...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

筆順の関連情報