精選版 日本国語大辞典 「撫角」の意味・読み・例文・類語 なで‐かく【撫角】 〘 名詞 〙① 角(かど)に丸みをつけたもの。方形のものの角をけずって、撫でたような丸みをつけたもの。[初出の実例]「なで角(カク)の金鍔、髪結さまも一きは目立て」(出典:浮世草子・男色大鑑(1687)八)② 「なでかくせん(撫角銭)」の略。[初出の実例]「松島の絵図撫角の銭で買」(出典:雑俳・柳多留‐五四(1811))③ 紋所の一つ。角に丸みをもたせた方形の文様のもの。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例