出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…弦から音を得るためには,その両端を固定して十分な緊張状態にし,なんらかの方法でこれを振動させる必要がある。すなわち,こする,かく(またははじく),そして打つことであり,このような奏法から見ると弦楽器は,弓弦(ゆみづる)や棒でこすって鳴らすバイオリン,胡弓,牙箏などの擦弦楽器,爪や撥(ばち)でかき鳴らすギター,箏,ハープなどの撥弦楽器,そしてピアノやツィンバロム,洋琴のごとく,弦を桴(ばち)で打ち鳴らす打弦楽器とに大別される。 世界の諸民族がつくり出し伝承してきたさまざまな弦楽器をホルンボステルとC.ザックスは,これらの構造と形態(そして奏法)とを総括的に観察し,弦楽器を次の五つのタイプに分類した。…
※「擦弦楽器」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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