擬球面(読み)ぎきゅうめん(その他表記)pseudosphere

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「擬球面」の意味・わかりやすい解説

擬球面
ぎきゅうめん
pseudosphere

球面の全曲率は,いたるところ正で一定である。これに対して,犬曲線 (トラクトリクス)
y 軸 (漸近線) のまわりに回転してできる曲面の全曲率は,いたるところ負で一定である。この曲面を擬球面という。擬球面上の測地線を直線,またその上の2点間の距離を変えない変換を運動と考えれば,この曲面上ではロバチェフスキーボーヤイ非ユークリッド幾何学の小域的性質が成り立つ。このことは,イタリアの幾何学者 E.ベルトラミ (1835~1900) によって初めて示された。そのためベルトラミの擬球面とも呼ばれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む